2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

自分の目を見ないことよ まぶた閉じて もう怖くない雪がゆっくり降り始めて 肌に張り付いて溶けていった 皮膚に染みこんで血管をとおった先の わたしの中の一番暗い部屋でそれはまた凍る ゆっくりと でもまっすぐに心臓まで届いて わたしは痛くて泣いて消え…

一人でいることも忘れそうなくらい、一人になったとき 何が見えたと思う?自分がもう一人立ってたの そこに 川は狭すぎたし、海では広すぎた ちょうどいいところが見つからなくてわたし 何も 言えなくて 寒そうな水鳥の気持ちを勝手に考えて心の中で反芻して…

誰のことを信じるのもやめるのはとても簡単で それでひとりだった いつも簡単に自分の孤独死が想像できる 海と同じベクトルで好きな人がいて、海と同じように愛してる たまに見れたらいいくらいの、でもいつも忘れることはない感じの。 12月、私は自分のあば…